社会福祉法人 信愛会

現在位置:ホーム » 10月 2014

2014年10月年

メンタルヘルス研修が行われました
投稿日:2014-10-29 施設名:信愛会からのお知らせ

平成26年10月29日(水)、辰元グループ敷地内のナナホールにおいて、辰元グループの職員を対象としたメンタルヘルス研修が行われました。講師に玉江(たまえ)社会保険労務士事務所の渡邉玉江所長をお迎えして、メンタルヘルスの意味、対策、コミュニケーションのポイントなど、約1時間にわたって研修を行いました。

『ゆっくり生きれば、遠くまでいける』の本の話から始まり、メンタル不全の予防の大切さとその方法、気付きのポイント、声を掛け合うこと、相手の話を聴くことの大切さなどを、終始穏やかな調子で、語りかけるように講演されました。

一個人として、また、部下を持つ上司にとって、大変ためになるヒントがたくさんの講演でした。

ナナホールで行われたメンタルヘルス研修。辰元グループの約100名の職員が参加しました

講師は玉江社会保険労務士事務所の渡邉玉江所長。終始穏やかに、語りかけるように講演されました

 

 

総合防災訓練を行いました
投稿日:2014-10-24 施設名:信愛会からのお知らせ

平成26年10月24日(金)、特養裕生園、ケアハウスシャトル、グループホームたちばな合同の総合防災訓練を行いました。震度6弱の大規模な地震が夜間帯に発生したという想定のもと、夜勤者4人という少人数でどのように対応するかについて、マニュアルとロールプレイを使って確認しました。

職員の動きや様々な機器類、防災グッズの使い方など、“百聞は一見に如かず”で、実際に自分の眼で見た方が印象に残ります。なかなかスムーズには行きませんでしたが、要所要所のポイントを確認しました。

最後に参加者全員で集合し、疑問点や改善点を出し合いました。地域住民が大勢避難して来た時の受け入れはどうすればよいか、など疑問点が出されました。また、昨年も指摘のあった基本的な防災グッズがまだ準備されていない、など反省点も出されました。

 

裕生園のホールに集まってマニュアルの確認

夜勤者役の職員が対策本部に集まり情報交換・共有と役割分担

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毛布と物干竿で簡易担架を作り、負傷者役の職員を搬送

最後に疑問点や改善点を出し合いました

 

 

高木兼寛という人がいた③
投稿日:2014-10-23 施設名:信愛会ブログ

(私たち社会福祉法人信愛会は宮崎市高岡町に位置していますが、ここ高岡出身で明治の日本の医学の進歩に多大な貢献をした人物がいました。高木兼寛(かねひろ)という人です。「ビタミンの父」と呼ばれていて、脚気(かっけ)の研究であの森鴎外と大論争を繰り広げた人です。)

 そもそも、私が高木兼寛という偉人に関心を持ったのは、今年平成26年7月に宮崎市のシーガイアで開催された九社連(九州社会福祉協議会連合会)老人福祉施設協議会職員研究大会がきっかけでした。宮崎県老サ協(老人福祉サービス協議会)の黒木茂夫会長が、宮崎で開催される今回の九州大会で、宮崎が生んだ医療・福祉の先覚者たちを紹介するパネル展示をしてはどうか、例えば“ビタミンの父”と呼ばれている高木兼寛や児童福祉の先覚者である石井十次を紹介してはどうか、と発案されました。私は今回の九州大会の準備スタッフの一員でしたので、また、高木兼寛が私達の法人が所在する高岡の出身であることは知っていましたので、そのパネルの準備を引き受けることにしました。

九社連老人福祉施設協議会の宮崎大会でのパネル展示(宮崎シーガイアにて H26年7月)

高木兼寛を紹介したパネル。高木兼寛顕彰会からお借りしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 偶然にも、私達の法人の職員の中に高木兼寛顕彰会の事務局長をしている人がいて、その方にこの話を持ちかけたところ、高木兼寛の業績を紹介したパネルを顕彰会が持っていて、それを貸してくださるということでした。そしてそのパネルは、通常は宮崎市役所高岡総合支所のロビーの一画に常設展示されているということでした。

 私は顕彰会事務局長の岩切さんと副会長の二見さんと連絡を取り合って、高岡総合支所の常設展示コーナーでお二人に会って話をすることになりました。

 

宮崎市高岡総合支所のロビーの一画にある高木兼寛に関する常設展示コーナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時、お二人がパネルを見ながら高木兼寛の業績について熱っぽく語ってくれたのですが、私が一番びっくりしたのは、日清・日露戦争の時の脚気(かっけ)による兵隊たちのおびただしい死者の数でした。日清戦争時には4千人余り、日露戦争時には2万7千人余りが脚気で亡くなっているのです。戦死ではないのです。脚気で亡くなっているのです。しかも、海軍医だった高木兼寛の説を受け入れた海軍では脚気による死亡はほとんどなく、高木説を頑固に拒否した陸軍からこれほどの死者が出たということでした。

 脚気という病気がそれほど恐ろしい病気だということも知りませんでしたし、当時の陸軍と海軍との間で頑固な対立があって、それが大変な数の脚気死亡につながって行ったということを知って、何か釈然としないものを感じました。現代の私達は、それがビタミン不足から来る、ということを知っています。当時の高木兼寛はまだビタミンの発見にまでは到達しなかったのですが、様々な研究と医者としての眼の確かさから麦の効用に行き着き、麦飯を兵食に採り入れたのです。つまり、そこにビタミンがあったのですね。麦飯を採り入れた海軍からは脚気は出ず、白米にこだわった陸軍から多くの脚気による犠牲者が出ました。

 こうした話を顕彰会のお二人からお聞きしたのですが、更に興味深い話として、高木兼寛の生涯を描いた小説がある、ということも教えてもらいました。吉村昭という作家による『白い航跡』という歴史小説です。私はさっそく本屋に行き、講談社文庫から出ている上下2巻の『白い航跡』を探して買いました。これについては、またおいおいお話しできたらと思います。                     

講談社文庫から出ている吉村昭『白い航跡』。高木兼寛の生涯を描いています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(アッサン)

飯田地区三世代交流会が行われました
投稿日:2014-10-20 施設名:信愛会からのお知らせ

平成26年10月19日(日)、穏やかな秋の日差しの中、飯田地区のイネを刈り上げた田んぼの一画で、飯田地区三世代交流会が行われました。
これは昨年から地元の有志の方々が始められたもので、地元の住民の方々に交じって、グループホームたちばなの利用者、家族、裕生園の利用者、老健信愛ホームの利用者さんたちも参加しました。
目に鮮やかなコスモス畑を近くに見ながら、特設ステージ上の歌や踊り、寸劇を楽しみました。グループホームたちばなの利用者さんたちも「瀬戸の花嫁」などの歌を披露しました。
地域の方々と施設利用者、職員との交流が深まった秋の一日でした。

コスモス畑とその向こうに辰元グループ

稲刈りあとの田んぼが会場です

大活躍のてげてげトリオも出演しました

 

 

 

 

 

 

 

 

穏やかな秋の日差しの中、空気も飲物もおいしいですね

 

 

 

 

笑いあり、涙あり・・・?
投稿日:2014-10-18 施設名:裕生園ブログ

秋も深まり、朝晩が寒くなってきました。みなさん、風などはひいていませんか?

今日は職員の日常についてお伝えします。

来月11月8日(土)に4施設合同(さくら苑、やすらぎの里、芳生苑、裕生園)のミニバレー大会が開催されます。毎年行われているのですが、今年は裕生園が主催となっております。

各施設から3・4チームが参加し、それぞれが日頃の練習の成果を発揮しています。はじめはレクリエーションのつもりでしているのですが、じわじわと熱気が・・・(笑)

中盤ではみなさん本気で優勝めざして闘っています!練習から気合が入ってるんでしょうねぇ。。

裕生園では9月末から週に1回練習をしています。とくに今年は裕生園が主催なんで、練習にも力がはいっていますよ・・・(汗)

大会にむけて必死で練習しているつもりなんですが、個性的な職員ばかりが集まりましてどうしても“笑い”が沸いてしまいます。。

ボールは飛ばず、なぜか人が飛んだり倒れ込んだりと笑いあり涙ありの練習となっています。

でも終わったころにはいい汗かいて、気分もスッキリ☆毎回楽しませて頂いております!

我々も日頃の成果を十分に出せるよう、残りの練習も頑張りたいと思います。

当日は天ヶ城体育館で開催されます。お時間がある方、大笑いをしたい方はどうぞ見に来てください!!    (麻)

(写真は去年の大会のものです。お揃いのユニホームを着て参加します。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感染症予防の研修を行いました
投稿日:2014-10-15 施設名:信愛会からのお知らせ

平成26年10月15日(水)、園内研修において感染症予防対策の研修を行いました。特養裕生園、ケアハウスシャトル、グループホームたちばなの職員が参加しました。

ノロウィルスやインフルエンザが本格的に流行するシーズンを前に、感染症や食中毒の基本的な知識の確認と嘔吐物の処理の仕方をシミュレーションを通して研修しました。

感染症や食中毒の基本的知識の確認を行いました

嘔吐物を処理する際の基本的装備の確認をしました

 

 

 

 

 

 

 

 

嘔吐物処理のシミュレーションを交替で行いました

 

1.2.アタック!
投稿日:2014-10-10 施設名:裕生園ブログ

 

10月に入り、朝晩がだいぶ涼しくなってきました。日中は過ごしやすくなってきましたが、こんな季節に風邪をひきやすくなるので皆さん十分注意して下さい。

ところで秋と言えばスポーツの秋ですよね。「アジア大会」「体操世界選手権」「裕生園 風船バレー大会」など世界では数多くスポーツ大会が開催されています。今回は中でも注目度が高い「裕生園 風船バレー大会」を紹介したいと思います。

この風船バレー大会はリハビリとレクリエーションの一環で裕生園とグループホームたちばなが合同で行っているものです。最初はなかなか手が出なかったご利用者様も次第にヒートアップして手はもちろん足まで出されるようにエキサイトされていました。こんな遊びを兼ねたリハビリも楽しいものですね。自然と心地よい汗と笑顔が出てきます。

皆さんも適度な運動をして健康を維持してください。

 

最近健康の大切さが身に染みてわかった<310>でした。

秋恒例のさんまバーベキューを行いました
投稿日:2014-10-08 施設名:裕生園からのお知らせ

平成26年10月8日(水)、台風18号が過ぎ去り、青空ものぞく秋のお昼時、この時期恒例のさんまバーベキューを行いました。

暑くもなく、寒くもなく…と言いたいところでしたが、台風の余波でしょうか、少し風が強く、ご利用者には肌寒く感じられたかもしれません。

今回は、遊歩道と医務室横のポーチ下の2箇所に分かれての屋外バーベキューでした。

さんまを焼き始めると、いい匂いがあたり一面にただよい、思わず歌を歌い始める利用者さんもいました。

やはり、旬のものはいいですね。しかも目の前で焼いたさんまを、いつもとは違って屋外でいただくということで、みなさんの食が進んだようでした。

いい季節になって来ましたので、屋外散歩も随時行って行きたいと思います。

さんまを焼いて十数年の技。いい匂いがあたりにただよい始めました

おいしそうに焼きあがったさんま。脂ののった丸々としたさんまです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裕生園の遊歩道にテントを張って屋外での昼食です

今回は医務室横のポーチ下でも行いました

 

 

苦情解決報告(H26年度)
投稿日:2014-10-06 施設名:苦情解決
番号 受付日 施設・事業所名 苦情の内容 対応
1 H26.5.29 特別養護老人ホーム  裕生園 (ケアハウスシャトルの入居者N氏からの苦情)夜おそく、裕生園の複数の職員が建物のすぐ外でかなり長い時間話をしていて、4階の自分の部屋にまでそれが聞こえて眠れなかったので、ベランダから下に向かってどなったところ、職員たちは建物の中に入っていった。それに対する謝罪もなかった。 この件についてケアハウスシャトルの相談員から裕生園の園長に報告があった。園長は直ちにN氏の部屋に行き、事情を聞いた。そして、今回のことを職員ミーティングで報告し、当該職員たちに注意をすると伝え、謝罪した。園長は翌日のミーティングでこの件を報告し、当該職員たちに注意をした。その後、N氏が「本人たち自身が謝罪に来ていない」と言っていることが伝わり、当該職員たちがN氏のところへ謝罪に行き、N氏は納得された。
2 H26.6.9 ケアハウス      シャトル (ケアハウスシャトルの入居者R氏の家族からの苦情)母から「職員が断わりもなく勝手に自分の部屋のタンスの引き出しを開けて、食べ物がないか調べられた」と聞いた。断りもなく勝手に人のタンスの引き出しを開けていいのか。母も怒っています、との苦情があった。 生活相談員が対応し、職員に事実確認を行った。R氏本人に了承を得た上でタンスを開けたつもりだったが、本人は聞こえてなく返事をした可能性もあるとのことだった。家族に事情を説明し、本人にちゃんと伝わっていることを確認した上で行わなかった事を謝罪する。また、過去に食べ物がタンスの中に入っていたことがあり、食中毒になる可能性もあるので、家族が食べ物の差し入れをした場合は、その旨を職員に伝えるようお願いした。
3 H26.9.4 グループホームたちばな 自分の母親がここに入居して表情も穏やかになってきて感謝していますが、ある一人の職員の声掛けが激しく、その職員が声を掛けると母の表情が険しくなり、拒否をします。その職員のことを「激しい」と私に言います。(利用者の家族より) 苦情対象職員のケア時の言動について他職員にも確認を行うと、当該利用者に対してこの職員の言葉が激しくなることがあるとのこと。このことを本人に伝えると、本人には自覚がなかった。今後はどの利用者に対しても声の大きさ、トーンに気をつけ、利用者の気持ちを尊重してケアを行って行くよう注意した。このようにユニット職員に聞き取り調査を行い、当該職員にも注意をした旨を家族に報告したところ、家族は納得され、対応に感謝された。
4 H26.12.16 高岡デイサービスセンター (デイサービスの利用者N氏の家族からの苦情)母の自宅の冷蔵庫を見てみると、7個パックのヤクルトが4つも入っていた。デイサービスセンターに販売に来ている業者から母が買っているようだが、購入をやめさせて欲しい。 管理者が対応した。業者に事情を説明し、デイサービス提供時間帯には利用者に販売するのを自粛してもらった。また、センターの玄関にて、職員の販売のみを実施してもらうようにした。
1 / 11

アーカイブ

このページのトップへ