社会福祉法人 信愛会

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強烈な台風14号

令和4年9月17日(土)前後から、非常に強い台風14号が日本列島を襲い、ここ宮崎も甚大な被害を受けました。
裕生園、シャトル、たちばなは18日(日)の午後7時過ぎから停電になり、20日(火)の午前10時半ごろ電気が復旧しました。
丸二晩を電気なしで過ごしました。
これまでは停電してもすぐに復旧していたので、今回も始めはそれほど慌てなかったのですが、
1時間経っても、2時間経っても、電気が来ないので、段々危機感がつのり、あらゆる種類の非常災害時用の資機材をかき集めて、なんとか乗り切って今があります。
やはり、普段からの備蓄と訓練が必要だと改めて痛感させられました。
良かった点、まずかった点、いろいろありましたので、職員で出し合って、次の災害に備えたいと思います。
特に大変だったのは、燃料です。
ポータブルの発電機を何台か用意していましたが、酸素吸入、たん吸引、冷蔵庫など複数の機器を動かすため何度も発電機にガソリンを供給しなければなりませんでした。
酸素吸入やたん吸引は利用者さんの命に関わるものなので、特に注意が必要でした。
停電になったのが台風の夜だったため、ガソリンも手に入らず、公用車や職員の自家用車からガソリンを抜こうとしましたが、最近の車は構造上、それが出来ないようになっているようです。
酸素の業者さんが台風の中を酸素ボンベを届けてくれた時はホッとしました。
他にも届けなければいけない所がまだあると言われていました。
台風が激しいため、職員も施設に駆けつけることが出来ず、数少ない職員で不利な条件の中を対応せざるを得ませんでした。
不幸中の幸いは、停電中、気温がそれほど上がらず、エアコンが使用できなくてもさほど支障がなかったこと。
台風が通過したあと、雨がほとんど降らなかったこと。
裕生園のコロナのクラスターがほぼ収束していたこと。
それほど広域での停電ではなく市街地は通常通りだったので、日中、必要なものを買い出しに行けたこと。
こうした幸運は、常に望めるわけではないので、やはり最悪の場合を想定して準備しておかなければならないと思いました。
また、災害ごとに状況・条件が違ってくるので、臨機応変の頭の柔軟さと、

ひとりひとりの職員の非常時の対応力を日頃から養成して行くことの大事さを感じました。
台風シーズンはまだ始まったばかりです。
今のうちに次に備えようと思います。
そして今回つくづくと思ったのですが、

医療・福祉施設は患者さん利用者さんの命を預かる施設なので、災害の多いこの日本では、
蓄電もできる大型発電機を標準装備できるような制度が必要ではないか、ということでした。

ガソリンを燃料とするポータブル発電機。酸素吸入、たん吸引、冷蔵庫など、様々な機器を動かすのに大活躍でした

手前の黒いボックスの蓄発電機も活躍。短時間ではありますが、酸素吸入機を動かしました

天気がよければソーラーで蓄発電。普段はコンセントから充電可。約1年電気がもちます

台風一過の園庭にて。もうすぐお彼岸ですね。アゲハ蝶が来ていました

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