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新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生しました(たちばな)
グループホームたちばな3号館で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生しました。
令和4年2月16日(水)に職員1名と利用者1名がPCR検査陽性が判明しました。
その後、少しずつ感染者が増えて行き、2月23日現在、利用者8名及び職員3名の感染が確認されています。
利用定員9名のうち8名が感染。現在、施設内で全員療養しています。
ご利用者の皆様、またご家族を始め、関係者の皆様に対しまして、
新型コロナ感染症の侵入とクラスター化を防ぎきれなかったことを深くお詫び申し上げます。
また、多くの方たちからのご支援も賜り、深く感謝申し上げます。
最初の感染が確認されて翌々日には、県立看護大の先生や宮崎市郡医師会病院の看護師の方、宮崎市介護保険課の職員さんたちが視察及び実地指導に見えました。
グループ職員を集めてのガウンテクニック講習会も行われました。
その後も連日、視察と実地指導が行われ、現在に至っています。本当にありがとうございました。
職員不足となったため、グループホーム1号館、2号館から介護職員が各1名ずつ、また法人内の他事業所から看護師2名の応援が入りました。
更に、宮崎市の斡旋で、派遣看護師2名が入ることになりました。
現在のところ、ご利用者さん達は安静にされていますが、ご高齢であり、基礎疾患をお持ちの方もいらっしゃるので、急変の可能性もあります。
警戒を怠らず、あらゆる関係者の皆様からのご支援もいただきながら、この難局を力を合わせて乗り切って行こうと思います。
今後の状況について、またご報告して行きます。
(追伸1)
2月24日、新たに1名の利用者の陽性が確認されました。これで利用者9名全員の陽性が確認されました。
職員3名陽性は変わらず。
(追伸2)
2月25日、新たに職員2名の陽性が確認されました。これで利用者9名、職員5名となりました。
(ただし、新たに陽性判明した職員のうち1名は、今回の一連の感染の最初の事案発生直後からずっと休業している職員で、2月21日のPCR検査では陰性でした。可能性としては、発生直後に感染して1回目のPCR検査ではわからず今回の陽性判定となったか、あるいは、たちばなとは別ルートで新たに感染したか、のどちらかの可能性があると思います)
(追伸3)
2月26日、陽性の利用者1名が熱発、活気不良、血中酸素濃度不安定で、宮崎県立病院に入院となりました。
一方、2名の利用者が、発症より10日経過し、状態も良好ということで、療養が解除となりました。現在、そのままたちばなにいらっしゃいます。
(追伸4)
2月27日、陽性だった職員1名が療養解除となり、明日から出勤の許可が出ました。
(追伸5)
3月1日にかけて、陽性だった利用者5名が相次いで療養解除となりました。
3月2日現在、施設内療養の利用者は1名、入院が1名です。
職員は陽性だった5名のうち2名は既に療養解除、残り3名が宿泊施設または自宅で療養中です。
(追伸6)
3月3日、宿泊施設で療養中だった職員1名が療養解除になりました。
これで職員2名、利用者2名が療養中です。(利用者2名のうち1名施設内療養、1名入院中)
(追伸7)
3月6日、利用者1名が療養解除となり、たちばな3号館での施設内療養者は0になりました。
1名の方が入院中です。
また、職員2名も先週末に相次いで療養解除となり、療養中の職員は0になりました。
施設内療養だった最後の利用者の看護・介護に携わった職員達については、5日間は警戒期間。
3月11日にPCR検査が陰性であれば全面解除となり、通常業務になる予定です。
(追伸8)
3月12日、前日行ったPCR検査の結果がこの日判明し、職員7名全員が陰性でした。
これにより、たちばな3号館はコロナ感染の隔離対応に関して、全面解除となり、通常通りの運営となりました。
宮崎県立病院に入院中の1名のご利用者についても、昨日隔離対応が解除となり、転院の予定であるとの報告がありました。
2月16日に最初の感染者が出て以来、大変な日々を経て来ましたが、多くのみなさんのご協力、応援をいただいて、ようやく全面解除にたどり着くことができました。
ご利用者ご本人様、ご家族等関係者の皆様に対しまして、改めてこのたびのコロナ感染症のクラスター発生に関しましてお詫び申し上げます。また、宮崎市保健所、宮崎市介護保険課、県立看護大の先生、宮崎・都城の市郡医師会の看護師の方々、辰元グループのバックアップ、そして何より、自らが感染するかもしれない危険を冒して、利用者の看護・介護に直接携わった派遣看護師の方々とたちばなの職員、応援に入った信愛会のスタッフ、そのほか、多くの皆様に対しまして、心から感謝申し上げます。
今回の新型コロナウイルス感染症のクラスター発生と対応につきまして、しっかり反省と検証を行い、情報を共有して、今後の再発防止を徹底するとともに、発生時のより迅速で的確な対応の仕方について職員間で周知徹底を図って行きたいと思います。