社会福祉法人 信愛会

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総合防災訓練を行いました

平成29年2月17日(金)、特養裕生園、ケアハウスシャトル、グループホームたちばな合同の総合防災訓練を行いました。今回の訓練は、特養裕生園の階上にあるケアハウスシャトル旧館で夜間に火災が発生した場合を想定し、夜間帯の少ない職員でどのように初期対応すべきかを訓練しました。

ケアハウスシャトルの利用者さんたちも積極的に訓練に参加されました。

ケアハウスシャトル旧館は裕生園の階上にあって、シャトルの夜勤職員は通常は新館の方に待機しています。構造上の問題から、旧館で火災が発生した場合、新館には直接には警報が行かず、階下の裕生園職員が対応することになります。

普段、裕生園職員が階上のケアハウスシャトルに上がることはほとんどなく、またどんな利用者さん達が入居されているのか、必ずしも良く知っているわけでもありません。そのため、ケアハウスで火災が起きた場合、職員が戸惑うことがないように、普段から今回のような訓練を行う必要があります。

実際にシミュレーションをしてみると、いろいろな問題点が浮き彫りになりました。旧館から新館への連絡が遅れたために、避難経路のカギが閉ったままで利用者が足止めをくったり、歩行の不自由な利用者の避難に予想以上に時間がかかったり、避難が済んでいる居室を別の職員がまた捜索したり…などなど。

こうした問題点を一つ一つ解消して、万が一の時に被害を最小限に抑えられるように、これからも訓練を重ねて行きたいと思います。

職員が裕生園のホールに集まり、全体的な説明とこの日の段取りの確認をしました

裕生園の介護職員室で非常警報受信盤の説明が行われました

車イスで非常階段を下りる訓練。後ろ向きだと前が見えず非常な恐怖のようです。前向きで職員2人が前後を挟みゆっくり下りました

担架を使った訓練も行いました。担架がなるべく水平に近くなるように努めました。担架より車イスの方が時間はかかりました

 

 

 

 

 

 

 

ケアハウスシャトル旧館の居室で火災が発生したという想定でシミュレーションを始めました

 

 

 

 

 

 

 

 

旧館と新館の連携ミスにより、途中の渡り廊下のカギが閉ったままで、しばらくの間、足止めされた利用者さんたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員が到着し、ドアが開けられ、避難行動を再開した利用者さんたち

最後にケアハウスシャトル新館のホールに集まり、問題点と解決策を利用者も交えて話し合いました。いろいろな指摘が出されました

 

 

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