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宮崎県老サ協研究大会が開催されました

平成29年2月1日(水)、宮崎市のシーガイアで平成28年度の宮崎県老人福祉サービス協議会(老サ協)研究大会が開催されました。

毎年、この時期に行われるもので、県内の老サ協会員施設・事業所や行政関係者、専門学校生など500名近い介護関係者がシーガイアのサミットホールに集まり、介護サービスの現状と課題、介護を取り巻く社会環境等について情報の共有や意見の交換を行いました。

今年の基調講演は介護ロボットに関するもので、公益財団法人テクノエイド協会の五島清国氏をお迎えして「高齢社会における介護ロボットに関する施策の動向」というテーマで行われました。

そのあとの分科会でも介護ロボットを実際に導入した施設の事例発表や五島氏をまじえたパネルディスカッションが行われ、介護ロボットの最新の情報と今後の展望の一端を見る事ができました。

そのほかのテーマの分科会も行われ、個別ケアについての事例発表や養護老人ホーム、ケアハウス、在宅サービスなどサービス種類ごとに講演と事例発表が行われました。

今年の県大会全体を通じて感じられたのは、介護の世界で日々懸命に取り組んで来た私達の知らない間に、介護以外の分野の専門家たちが介護に目を向け、自分の専門性を活かして介護分野に携わってきているということ、しかもそれが異分野間のぶつかり合いではなく、自然な融合という形で進んでいるということ、です。介護ロボットにしても、認知症に関する医療と介護の連携チームにしても、特養におけるPTの活動にしても、介護職の専門性だけでは手の届かない技術や視点が他の分野からもたらされて、それが利用者にとっても介護職にとっても新しい形の介護のあり方を予感させるものになっています。

これからも、利用者と介護者双方にとってより望ましい介護のあり方を模索し創り上げて行くために、問題意識を保ち、視野を広めて行きたいです。

宮崎市のシーガイアで約500名の参加者を得て平成28年度の老サ協県大会が行われました。基調講演はテクノエイド協会の五島氏による『高齢社会における介護ロボットに関する施策の動向』でした

5つの分科会では、会員施設職員による事例研究発表が行われ、お互いに研鑽を積みました

 

 

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